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履歴書の和暦を西暦に直す — 「昭和64年1月5日」のまま3名ぶん貼り付けたら、満年齢の一覧が1回で出た

2026年9月22日 / はねつーる編集部 / 読むのに約8分

目次

「中途と新卒の応募書類がまとめて届き、和暦で書かれた生年月日を西暦に直して、選考日時点の満年齢を名簿にする」という、事務仕事でよくある場面を想定して、HANEAge を実際に操作してみました。先に結論を書くと、履歴書の「昭和64年1月5日」を和暦のまま貼り付けるだけで、3名ぶんの西暦・和暦・満年齢が1つの表に並びました。そのまま表計算に貼れる形でコピーでき、CSVでも保存できます。改元の年の「昭和か平成か」も、月日まで読んで1つに決めてくれました。「和暦変換」「年齢計算」「生まれ年」のどのタブにも、1件ずつ調べる画面と、何件でもまとめて調べる画面がそろっています。

やること:和暦の生年月日を西暦に直し、選考日時点の満年齢を出す

手元にあるという想定は、応募者3名ぶんの生年月日です。すべて架空のもので、氏名は伏せてA・B・Cと呼びます。

  • A:昭和64年1月5日 生まれ
  • B:昭和47年11月3日 生まれ
  • C:平成17年8月20日 生まれ

名簿の欄は「生年月日(西暦)」と「年齢」の2つで、年齢は選考日である2026年9月22日時点のものにそろえます。「昭和は25を足す」と覚えている足し算でもだいたい出ますが、改元のあった年がまざっていると、そこだけ合いません。Aの「昭和64年」がまさにそれです。

① まず1人:和暦のまま「S64.1.5」と打つ

HANEAgeを開くと、上に「📅 和暦変換」「🎂 年齢計算」「🔄 生まれ年」の3つのタブが並んでいます。どのタブの中にも、「1件(1人)ずつ」と「まとめて」の2つのタブがあります。まずは「🎂 年齢計算」の「👤 1人ずつ」で試しました。

いちばん上に「生年月日を文字で入れる(和暦でもOK)」という欄があります。履歴書の表記をそのまま打てばよく、「昭和64年1月5日」でも、略した「S64.1.5」でも読んでくれました。基準日には選考日の2026年9月22日を入れます。

HANEAgeの年齢計算の画面。S64.1.5と入力し、1989年1月5日(昭和64年1月5日)として37歳と表示されている
「🎂 年齢計算」→「👤 1人ずつ」で「S64.1.5」と打った直後。欄の下に「→ 1989年1月5日(昭和64年1月5日)として計算しています」と出て、カレンダーの欄にも自動で日付が入りました。結果は37歳(37歳 8か月 17日)。カードには数え年38歳/1989年1月5日(木曜日)/和暦 昭和64年1月5日/干支 己巳などが並びます。

西暦に直してから打ち直す、という手間がありません。「どう読んだか」を入力欄のすぐ下に書き返してくれるので、略記で打っても読み違いがないか、その場で確かめられます。

② 「1989年」だけだと2つ出る。年月日まで入れれば1つに決まる

念のため「📅 和暦変換」タブの「1件ずつ」でも確かめました。いちばん上の「和暦 → 西暦」で昭和64年を選ぶと1989年と出て、「※改元があった年です」と添えられます。逆に、年だけを入れる「西暦 → 和暦」に1989と入れると、「昭和64年 / 平成元年」と2つ並びます。1989年は、1月7日までが昭和64年、1月8日からが平成元年だからです。

そのすぐ下に「年月日で変換」の欄があり、こちらに1989/1/5と入れると昭和64年1月5日と1つに決まりました。和暦を入れれば西暦に、西暦を入れれば和暦に、向きは自動で判定されます。

和暦変換タブの1件ずつの画面。昭和64年が1989年、1989年が昭和64年/平成元年と2つ出て、年月日で変換では1989/1/5が昭和64年1月5日と1つに決まっている
「📅 和暦変換」→「📅 1件ずつ」。上から、昭和64年=1989年、1989年=昭和64年 / 平成元年の2つ。下の「年月日で変換」に1989/1/5と入れると昭和64年1月5日、その下に「1989年1月5日(木)→ 和暦」と添えられます。

改元日そのものは、同じタブのいちばん下にある「元号の一覧」に載っています。

元号の一覧表。令和・平成・昭和・大正・明治の始まりと終わりの日付が並んでいる
元号の一覧。昭和は1926年12月25日から1989年1月7日まで、平成は1989年1月8日から2019年4月30日までです。右端には「昭和◯年 = 西暦 1925 + ◯ 年(昭和64年まで)」のような暗算用の式も入っています。
明治より前の元号も見られます:一覧の上の「明治より前(大化〜慶応)も表示する」にチェックを入れると、大化(645年)から慶応まで、読みがなと改元日つきで並びます。変換も同じで、元号の選択肢から「天正」などを選べば西暦の年に直り、下に「この年の歴史」として、その年の時代・干支・主なできごとと、その年に生きていた歴史上の人物の年齢(数え年)が出ます。旧暦の時代なので、月日までは西暦に直さず、年だけの変換です。

③ 3名まとめて:「まとめて」に切り替えて貼り付ける

1人ずつでも速いのですが、名簿なら全員を一度に出したいところです。年齢計算のタブのまま、隣の「👥 まとめて(名簿など)」タブに切り替え、1行に1人ずつ生年月日を貼り付けました。和暦と西暦、「昭和」と「S」の略記がまざっていてもかまいません。氏名(ここではA〜C)を同じ行に書いておくと、右端の「メモ」の列に残ります。

ためしに、わざと間違えた4行目「D 昭和64年1月9日」も入れておきました。

年齢計算の「まとめて」の画面。4行の生年月日を貼り付け、西暦・和暦・満年齢・数え年・学年の目安の一覧が出ている。4行目は赤字でエラーの理由が出ている
「🎂 年齢計算」→「👥 まとめて(名簿など)」。基準日を2026年9月22日にして、4行を貼り付けたところ。3名ぶんの西暦・和暦・満年齢・数え年が1つの表に並び、Cには学年の目安「大学3年生に相当」も出ました。4行目は赤字で「昭和は1989年1月7日までです(その日は平成元年1月9日です)」。

画面に出た一覧は、こうなりました。

入力西暦和暦満年齢数え年メモ
昭和64年1月5日1989/01/05昭和64年1月5日37歳38歳A
S47.11.31972/11/03昭和47年11月3日53歳55歳B
H17.8.202005/08/20平成17年8月20日21歳22歳C

うれしかったのは、4行目のようなありえない日付を、黙って近い日に直さずに止めてくれるところです。「昭和64年1月9日」は実在しない日付で、履歴書の書き間違いか、こちらの打ち間違いのどちらかです。しかも「その日は平成元年1月9日です」と正しい書き方まで添えてくれるので、元の書類を見返すときの手がかりになります。全体の件数と「読めなかった行 1件」も一覧の上に出るので、見落としません。

④ 表計算へは、コピー1回かCSVで

一覧の下には「表計算に貼る形でコピー」と「CSVで保存」のボタンがあります。コピーしてから表計算ソフトのセルに貼ると、「入力・西暦・和暦・満年齢・数え年・学年の目安・メモ・備考」の8列にそのまま分かれて入りました。

年齢は数字だけで入る:画面では「37歳」と出ていますが、コピーやCSVでは「37」と数字だけになります。表計算の側で平均を出したり、年齢で並べ替えたりするのにそのまま使えました。読めなかった行は「入力」の列に元の文字が、「備考」の列に理由が入ります。CSVは表計算ソフトで開いても文字化けしない形式で、ファイル名には基準日が入ります(今回は nenrei_20260922.csv)。

⑤ 年齢はいらず、日付だけ直したいときは和暦変換の「まとめて」

名簿とは別に、契約日や入社日のような「日付だけを和暦⇔西暦に直したい」一覧もあります。こちらは「📅 和暦変換」タブの「📋 まとめて(何件でも)」に貼り付けます。日付だけでなく「昭和50年」のような年だけの行もまぜられ、一覧の上のチェックで西暦・和暦のうしろに曜日も付けられました。

和暦変換タブのまとめての画面。5行の日付や年を貼り付け、入力・西暦・和暦・メモの一覧が曜日つきで出ている
「📅 和暦変換」→「📋 まとめて(何件でも)」。「契約日 令和6年4月1日」「入社日 H31.4.1」など5行を貼り付け、「曜日をつける」にチェックを入れたところ。2024/04/01(月)=令和6年4月1日(月)のように並び、改元前日の1989/1/7は昭和64年1月7日(土)、改元当日の1989/1/8は平成元年1月8日(日)と、境目もきちんと分かれました。行の先頭の「契約日」などは右端のメモ列に残ります。

こちらも「表計算に貼る形でコピー」と「CSVで保存」ができます。年齢計算の「まとめて」と同じ列の並び(入力・西暦・和暦・メモ)なので、迷わずに使えました。

⑥ Bだけ、満年齢と数え年の差が2歳ある

一覧を見ると、Bだけ満年齢と数え年が2歳違います。基準日の9月22日にはまだ11月3日の誕生日が来ていないぶん、差が1つ広がるためです。AとCは誕生日が済んでいるので、差は1歳でした。

名簿に書くのは満年齢のほうです:数え年は年祝いなどで使われる数え方で、採用や契約の書類で年齢といえばふつうは満年齢です。一覧では満年齢だけが太字になっているので、書き写すときに取り違えにくくなっています。

⑦ 4月1日生まれ:「法律上の数え方」に切り替える

年度の境目で迷いやすいのが4月1日生まれです。平成15年4月1日生まれ(2003年4月1日)、基準日を年度末の2026年3月31日にして試しました。

日本の法律では、年齢は誕生日の前日に1つ増えるものとして扱われます(年齢計算ニ関スル法律)。4月1日生まれが早生まれの学年に入るのはこのためです。HANEAgeはふだん、一般的な「誕生日当日に1つ増える」で数えるので、そのままだと3月31日時点は22歳。「法律上の数え方で計算する」にチェックを入れると23歳に切り替わりました。

平成15年4月1日生まれ、基準日2026年3月31日で、法律上の数え方にチェックを入れて23歳と表示されている
「法律上の数え方で計算する(誕生日の前日に1つ増える)」にチェックを入れたところ。23歳(23歳 0か月 0日)と出て、その下に「法律上の数え方(誕生日の前日に1つ増える)で計算しています」と明記されます。

同じチェックは年齢計算の「まとめて」の画面にもあります。年度末時点の年齢や、年齢で区切る制度の判定のように「その日ちょうど」が効く名簿では、ここにチェックを入れてから一覧を出せば、全員ぶんが法律上の数え方でそろいます。どちらで数えたかは一覧の上にも書かれるので、あとから見返しても迷いません。

⑧ 「今40歳」しか分からないときは、生まれ年のタブ

おまけで、生年月日ではなく年齢だけが分かっている場合も見ておきました。「🔄 生まれ年」タブの「1人ずつ」で、満年齢を入れるだけです。答えは和暦変換と同じように、右側の茶色い欄に出ます。

生まれ年のタブ。満40歳と入れると、2026年に満40歳の人は誕生日が済んでいれば1986年、まだなら1985年と表示されている
満40歳と入れたところ。誕生日が済んでいれば1986年(昭和61年・丙寅/とら年)、誕生日がまだなら1985年(昭和60年・乙丑/うし年)と、左右に並びます。「よく使う年齢」のボタンで18歳〜75歳をすぐ切り替えられ、何年の時点で数えるかも下の小さな欄で変えられます。

年齢からは生まれ年を1年に絞れないので、2通りを並べてくれます。書類の数字には使えませんが、当たりを付けるには十分でした。こちらにも「📋 まとめて(何人でも)」のタブがあり、「山田 40歳」のように1行に1人ずつ貼れば、2通りの生まれ年が一覧になります。

使わなかった機能:年齢計算の結果の下には「生まれた年のできごと」と「会話のきっかけ」という欄が続きます。入学・受験・就職といった節目に重なったできごとや、そのころ流行っていたものを並べる機能です。今回は名簿をつくるのが目的なので開いていません。ページ自身にも「年齢そのものを話題にすると失礼になる場面もあるため、話の運び方はご配慮ください」と添えられており、応募書類を扱う場面では触れないでおくのが無難です。

気をつけたいこと

年齢は年月日まで入れる「昭和64年」のように年だけの行は、年齢計算の「まとめて」では「日付が見つかりません」になります。年だけを和暦⇔西暦に直したいときは、「和暦変換」タブの「まとめて」なら年だけの行も変換できます。
明治より前年齢計算は明治以降(1868年1月25日〜)の生年月日だけです。和暦変換は大化(645年)までさかのぼれますが、明治5年までは旧暦なので、月日は西暦に直さず年だけを変換します。
学年の目安は目安生年月日からの計算なので、休学や留学があれば実際の学年とは違います。学校に通う年ごろを外れると空欄になります。
読めなかった行赤字になった行は、コピーやCSVでは「入力」列に元の文字がそのまま入り、「備考」列に理由が入ります。直して貼り直せば、ふつうの行に戻ります。

データがどこにあるか

今回の作業は、すべてブラウザの中だけで終わっています:HANEAgeは、入力した生年月日をサーバーへ送りません。「まとめて」に貼り付けた一覧も、CSVの書き出しも、お使いのブラウザの中で処理されます。ページの説明にも「計算はすべてお使いのブラウザの中で行われ、入力した生年月日がサーバーへ送信・保存されることは一切ありません」と書かれています。ページを開いたときに、できごとや流行の一覧を書いたファイルを読み込みはしますが、それはこちらから何かを送る通信ではありません。応募者の生年月日のような人の情報を扱う作業なので、ここは先に確かめておきたいところでした。プライバシーポリシーもあわせてご覧ください。

かかった時間

やったこと時間
1人ぶんを「S64.1.5」と打って、年齢と和暦を確かめる1分
「1989年」の変換と「年月日で変換」を見比べる1分
3名ぶんを「まとめて」に貼り付け、基準日を選考日にする1分
表計算に貼る形でコピーして、名簿に貼る1分
4月1日生まれで、法律上の数え方を試す1分

画面の前での作業は5分ほどでした。名簿づくりそのものは、貼り付けてコピーするだけの2分です。人数が増えても、貼り付ける行が増えるだけで手順は変わりません。

次回への申し送り

  • 和暦は直さずに、そのまま入れる。「昭和64年1月5日」「S64.1.5」「H17.8.20」、全角数字でも読める。読んだ結果は入力欄の下に出るので、そこだけ見る。
  • 名簿は年齢計算の「まとめて」へ。1行に1人、氏名を同じ行に書いておけば右端の「メモ」列に残る。
  • 日付だけ直すなら和暦変換の「まとめて」へ。年だけの行もまぜられて、曜日も付けられる。
  • 基準日を先にそろえる。開いた時点では今日の日付。選考日や契約日に変えてから貼る。
  • 赤字の行は、書類を見返す合図。「昭和64年1月9日」のような実在しない日付は、正しい書き方と一緒に止めてくれる。
  • 表計算へは「表計算に貼る形でコピー」。年齢は数字だけで入る。残しておくならCSVで保存。
  • 名簿に書き写すのは満年齢。一覧では満年齢が太字。誕生日前の人は数え年と2歳違う。
  • 年度末や制度の区切りは「法律上の数え方」にチェック。4月1日生まれは3月31日の時点で1つ上になる。
  • 古い元号は和暦変換のタブで。大化から慶応まで選べて、その年のできごとや人物の年齢も出る(年単位)。
  • 改元の年は、年月日まで入れる。1989年は1月7日までが昭和64年、1月8日からが平成元年。年だけだと2つ出るのが正しい。

同じ名簿づくりでも、住所のほうを整える話はこちらの記事に書きました。ほかのツールはトップページの一覧から探せます。

この記事で使ったツール
公開日:2026年9月22日 / カテゴリー:日付・年齢  / タグ:和暦、年齢計算、履歴書
この記事は、はねつーるのツールを事務仕事でよくある場面に当てはめて使ってみたものです。出てくる会社名・担当者名・書類・金額はすべてサンプルで、実在しません。画面はいずれも実際にツールを操作して撮ったものですが、仕様は改善にともなって変わることがあります。
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