このツールでできること
HANEHikakuは、2つの文章やファイルを並べて違いを表示する無料のテキスト比較ツールです。インストールも会員登録も必要ありません。データはあなたのブラウザの中だけで処理され、サーバーへ送信・保存されることは一切ないため、契約書や社外秘の文書でも安心して扱えます。
-
🎨差分を色分けで表示
内容が異なる行は黄色、右にだけある行(追加)は緑、左にだけある行(削除)は赤で表示します。
-
📄テキスト以外にも対応
PDFとWord(.docx)を読み込むと、本文のテキストを取り出して比較します。.txt・.md・.csv・.log・.json・.xml・.html にも対応しています。
-
✏️その場で直せる
差分の行をクリックすればそのまま書き直せます。「左を右へ」「右を左へ」のボタンで、片方の内容をもう片方へ取り込むこともできます。
-
🔍差分だけを表示
同じ行を隠して、違いのある箇所だけを並べて確認できます。差分から差分へジャンプする機能もあります。
-
💾結果を保存
修正後の左右のテキスト(.txt)と、色分けされた比較結果(.html)を保存できます。
比較の条件は、大文字・小文字を区別しない、行頭・行末の空白を無視する、すべての空白を無視する、の3つから選べます。インデントの違いだけを無視したいときなどに便利な機能です。
使い方(3ステップ)
-
2つの文章を用意する左(A)と右(B)のそれぞれに、テキストを貼り付けるか「ファイルを開く」からファイルを読み込みます。左に元のデータ、右に比較したいデータを入れるのが基本です。
-
比較する「比較する」ボタンを押すと、違いが色分けされて並びます。「差分だけ表示」に切り替えると、同じ部分が隠れて違いだけが残ります。
-
反映・保存する差分の行をクリックして直接修正するか、「左を右へ」「右を左へ」で片方にそろえます。仕上がったら「保存する」から .txt または .html で書き出します。
こんなときに役立ちます
契約書・見積書の改訂前後を照合するとき
左右に置くだけで変更された条文が色付きで浮かびます。金額や日付の1文字違いも文字単位で分かります。
先方から差し替え版が届いたとき、どこが変わったのかを目視で追うのは現実的ではありません。改訂前と改訂後の文書を左右に置いて比較すれば、変更された条文だけが色付きで浮かび上がります。金額や日付といった1文字の違いも、文字単位でハイライトされるため見落としません。
PDFで受け取った場合もそのまま読み込めます。ファイルは外部に送信されないので、取引先との契約データを扱う場面でも問題ありません。
原稿やマニュアルの修正箇所を洗い出すとき
旧版と新版を比較すれば、追加された段落と削除された段落がひと目で区別できます。
複数人で編集した文書は、どこに手が入ったのか分からなくなりがちです。旧版と新版を比較すれば、追加された段落と削除された段落がひと目で区別できます。修正が妥当かどうかを確認しながら、必要な変更だけを片方へ取り込んでいく使い方もできます。
ソースコードや設定ファイルの変更箇所を確認するとき
ソースコードやJSON・XML・ログにも対応しています。インデントの差だけ無視したいときは「すべての空白を無視」を使います。
動いている環境と動かない環境の設定ファイルを並べると、原因になっている一行が見つかることがあります。ソースコードやJSON、XML、ログといったテキスト形式のデータにも対応しているため、開発や保守の現場でも使えます。手元のソースコードと実際に置かれているものを見比べ、反映漏れがないかを確かめる用途にも向きます。インデントの差だけを無視したい場合は「すべての空白を無視」の機能を有効にしてください。
原稿や記事を校正・推敲するとき
校正前と校正後の原稿を並べれば、手を入れた箇所だけが色で浮かび上がります。
文章を推敲していくうちに、どこをどう直したのか自分でも分からなくなることがあります。校正の前後を左右に置いて比較すれば、書き直した文だけが色付きで並ぶので、直しの意図を確かめながら読み返せます。
校正者から戻ってきた原稿と手元の原稿を突き合わせる使い方もできます。取り込みたい修正だけを片方へコピーして仕上げられます。
翻訳文やリライト原稿を原文と照合するとき
翻訳文と元になった原稿を並べ、訳し漏れや抜け落ちた段落を確認できます。
翻訳を依頼した文章が戻ってきたとき、原文のどの段落に対応しているのかを一つずつ追うのは手間がかかります。原文と翻訳文を左右に置けば、段落の数が合っているか、訳されていない箇所がないかをまとめて確認できます。
リライトした記事と元の記事を照合し、どこまで書き換えたかを把握する場面でも同じように使えます。
テキスト比較の基礎知識
行単位の比較と文字単位の比較の違い
行単位は文書構造の変化、文字単位は細部の変化を見ます。このツールは両方を組み合わせています。
テキスト比較には大きく2つの粒度があります。行単位の比較は、どの行が追加・削除・変更されたかを判定するものです。文書全体の構造の変化を把握するのに向いていますが、変更された行の「どこが」変わったのかまでは分かりません。
文字単位の比較は、行の中のどの文字が変わったかまで特定します。「2026年4月1日」が「2026年4月30日」になったような細かい違いを見つけるのに向いています。
このツールは両方を組み合わせています。まず行単位で対応関係を求め、変更のあった行についてはさらに文字単位で比較して、変わった箇所だけを濃く表示します。構造の変化と細部の変化を同時に確認できます。
PDF・Wordを比較するときの注意点
比較できるのは本文テキストだけです。レイアウトの違い、スキャンしたPDF、旧形式の .doc は対象外です。
PDFとWord(.docx)は、本文のテキストを取り出したうえで比較します。そのため、フォントや文字色、表の罫線、画像の位置といったレイアウトの違いは比較の対象になりません。あくまで文章の中身がどう変わったかを見るための機能だとお考えください。
PDFはテキスト情報を持っているものに限られます。紙をスキャンしただけのPDFは文字が画像として入っているため、そのままでは比較できません。またWordの旧形式(.doc)には対応していないため、.docx で保存し直してから読み込んでください。
フリーソフトとの使い分け
テキストを比較する方法は大きく3つあります。腰を据えて使うなら専用ソフト、いま手元にある2つをすぐ比べたいならブラウザ型が向いています。
| インストール型の比較ソフト | OS標準のコマンド | はねつーる(ブラウザ型) | |
|---|---|---|---|
| 導入 | インストールが必要 | 不要 | 不要。ブラウザで開くだけ |
| 対応OS | Windows専用のものが多い | OSごとに異なる | Windows・Mac のブラウザ |
| 結果の見やすさ | 左右に並べて色分け | 文字だけの出力 | 左右に並べて色分け |
| フォルダごとの比較 | できる | できる | できない。2つの文書を比較 |
| PDF・Word | 製品による | 扱えない | 本文テキストを取り出して比較 |
| その場での修正 | できる(製品による) | できない | できる。片方へ取り込みも可 |
※ 方式ごとの一般的な傾向をまとめたものです。特定の製品を比較したものではありません。各方式の中でも製品やサービスによって条件は大きく異なるため、利用前にそれぞれの規約をご確認ください。
テキスト比較には、パソコンにインストールして使うフリーソフトも複数あります。フォルダ単位の比較やバイナリ比較まで扱えるものもあり、腰を据えて使うなら有力な選択肢です。ただし多くはWindows専用で、インストールが前提になります。
インストールできない環境で使う
ブラウザだけで動くので管理者権限は不要です。フォルダ単位でまとめて比較したいなら専用ソフトが向きます。
会社のパソコンで管理者権限がなく、ソフトを追加できないという状況は珍しくありません。このツールはブラウザだけで動くため、インストールの可否に左右されずに使えます。Macでも同じように動作します。
使い分けの目安としては、フォルダごとまとめて比較したい、比較を日常的に繰り返すという場合はインストール型の専用ソフト、いま手元にある2つの文書をすぐ比べたいという場合はこのツール、と考えると分かりやすいと思います。
よくある質問
どんなファイルを読み込めますか?
テキスト系のファイル(.txt / .md / .csv / .log / .json / .xml / .html)に加え、PDFとWord(.docx)に対応しています。
PDFとWordは、本文のテキストを取り出したうえで比較します。そのためレイアウトや画像の違いは対象になりません。
文字情報を持たないPDF(紙をスキャンしただけのもの)と、Wordの旧形式(.doc)は読み込めません。.docx で保存し直してから読み込んでください。ファイルを使わず、テキストを直接貼り付けて比較することもできます。
比較結果の色は何を表していますか?
緑が「右にだけある行(追加)」、赤が「左にだけある行(削除)」、黄色が「内容の違う行(変更)」です。
この3つの色分けは、テキスト比較(diff)で一般的に使われている「追加・削除・変更」の考え方にそろえています。
黄色の行はさらに文字単位で比較され、実際に変わった文字だけが濃く表示されます。日付や金額の1文字違いも見落としません。
同じ部分を隠して、違うところだけ見られますか?
できます。「🔎 全部を表示」を押すたびに、全部 → 差分だけ → 一致だけ、と切り替わります(Ctrl+D)。
「差分だけ」にすると一致している行が畳まれ、違いのある箇所だけが並びます。長い文書の中から変更点を探すときに使ってください。差分から差分へ順に移動する機能もあります。
比較しながらその場で修正できますか?
できます。差分の行をクリックするとそのまま書き直せます。片方の内容をもう片方へ取り込むボタンもあります。
「左を右へ」「右を左へ」のボタンで、選んだ行の内容をもう一方へコピーできます。どちらの版を採用するかを1行ずつ決めていく、という使い方ができます。
編集した内容は、比較表示のまま反映されます。修正が終わったら保存へ進んでください。
大文字・小文字や空白の違いを無視できますか?
できます。「大文字小文字を区別しない」「行頭・行末の空白を無視」「すべての空白を無視」の3つを指定できます。
インデントの付け方だけが違うファイルを比べるときは「すべての空白を無視」、コピー時に末尾へ空白が入ってしまった場合は「行頭・行末の空白を無視」が便利です。
設定は比較結果に即時反映されるので、切り替えながら本当の違いだけを絞り込めます。
比較した結果を保存できますか?
できます。修正後の左右のテキスト(.txt)と、色分けされた比較結果(.html)を保存できます。
.html で保存すると、色分けされた状態のままブラウザで開けます。確認した結果を関係者へ共有したり、記録として残したりする用途に使えます。
diff(差分)ツールとは何ですか?
2つのテキストやファイルを比較して、変更された箇所を検出する仕組みやツールの総称です。
diff はもともと開発の現場で使われてきた用語で、ソースコードの新旧を比べて追加・削除・変更された行を出力するコマンドを指していました。今では文章やデータの違いを取り出す仕組み全般を指して使われています。
HANEHikaku は、この diff と同じことをブラウザ上で行うツールです。インストールもコマンド操作も必要なく、2つの文章を貼り付けるか、ファイルを読み込むだけで変更箇所が色分けして表示されます。
本ページの解説および本ツールの出力結果について、正確性・完全性を保証するものではありません。重要な書類を扱う場合は、保存したファイルの内容を必ずご自身でご確認ください。ブラウザや通信の状態によっては処理が中断することがあります。取り扱うデータのバックアップはお客様の責任でお願いします。詳しくは利用規約およびプライバシーポリシーをご覧ください。