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4回に分けて届いた見積書PDFを、1本にまとめて社印を入れて送り返すまで

2026年8月26日 / はねつーる編集部 / 読むのに約7分

目次

受付カウンターの製作を協力会社にお願いしたところ、見積書・追加見積・仕様書・レイアウト図が、4回に分けてメールで届きました。社内の決裁に回すには1本のPDFにまとまっていてほしい。図面は横向きのまま。そして最後のページには社印を入れてほしいと言われました。この日の作業を、画面のまま書いておきます。

届いたのはメール4通・全部で5ページ

内訳はこうでした。

  • 8月24日:見積書(1ページ)
  • 8月26日:追加見積(1ページ)
  • 同日:受付カウンターの仕様書(2ページ)
  • 同日:設置レイアウト図(1ページ・横向き

それぞれ別のメールに添付されていて、ファイル名の付け方もばらばらです。これを順番に並べて1本にして、社印を入れて先方へ返す。有料のPDFソフトが入った端末を借りに行く場面ですが、ブラウザだけでどこまでできるか試してみました。

① 4つのPDFをまとめて放り込む

HANEPDF を開いて、ダウンロードフォルダから4つのファイルをまとめて選びます。複数のファイルを選ぶと、その時点で1つに結合された状態で並びます。「結合ボタンを押す」という手順はありません。

HANEPDFに4つのPDFを読み込み、5ページが並んだ画面
4ファイル=5ページが読み込まれたところ。右上の「ページ: 5」で総ページ数が確認できます。仕様書だけ2ページあるので、ちゃんと5枚になっています。

並び順は、サムネイルをドラッグすれば入れ替わります。今回は「見積書 → 追加見積 → 仕様書 → 図面」の順にしたかったので、読み込まれた順のままで問題ありませんでした。順番が違っていたときは、動かしたいページをつまんで置きたい場所へ落とすだけです。

ファイル名は気にしなくていい:読み込むと各ページの下に、元のファイル名が表示されます。あとから「このページはどのメールに付いていたものか」をたどれるので、ファイル名を先にきれいに直しておく必要はありませんでした。

② 横向きの図面だけを起こす

5ページ目のレイアウト図は横向きで作られていました。このまま結合すると、印刷したときに1枚だけ寝てしまいます。

5ページ目の左上をクリックしてチェックを入れ、上の「ページ操作」の右回転を押します。右上の表示が「ページ: 5 / 選択 1」になっていれば、回るのはその1ページだけです。

選ばずに押すと全部回ります:ページを1枚も選んでいない状態で回転を押すと、表示中のページ全部が回ります。まとめて向きをそろえたいときは便利ですが、1枚だけ直したいときは先にチェックを入れてください。うっかり全部回してしまったら、そのまま逆向きの回転を押せば元に戻ります。
5ページ目の横向き図面を右回転させた後の画面
回転後。5ページ目だけにチェック(✓)が付いていて、そのサムネイルが縦向きになりました。ほかの4ページは向きが変わっていません。

③ 社印を入れる

まず角印の画像をつくる

紙に押した印鑑をスキャンした画像は手元にありません。HANEHanko で作ります。「角印(社印)」を選んで、社名を入れるだけです。

HANEHankoで角印を作っている画面。右側にプレビューが表示されている
入力するそばから右のプレビューが変わります。書体・色・枠の太さのほか、「かすれ加工」を入れると朱肉のにじみらしくなります。背景は透過なので、書類の文字の上に重ねても下が隠れません。

できあがったら「PNGで保存」か「画像をコピー」。今回はそのままPDFに貼るので、コピーで十分でした。よく使う社印は「名前をつけて保存」しておくと、次回はプルダウンから呼び出せます(この端末のブラウザにだけ残る設定です)。

PDFのページに置く

HANEPDFに戻り、社印を入れたいページのサムネイルにある を押すと、ページの編集画面が開きます。ここで「+ 画像」を選ぶか、Ctrl+V でクリップボードの画像をそのまま貼れます

PDFの編集画面で、社名の上に角印の画像を重ねたところ
貼ったあとはドラッグで移動、四隅のつまみで大きさ調整。社名の行に軽く重なるくらいが、紙に押したときの見た目に近くなります。位置が決まったら「反映する」。
ここは念のため:この方法で作れるのは、あくまで印鑑風の画像です。実印・銀行印の代わりにはなりませんし、印鑑登録や届出をともなう手続きには使えません。社内の回覧や、取引先と「押印イメージが入っていれば可」と合意している書類向けの機能です。提出先の規定は必ず確認してください。

④ 保存して返信する

あとは「PDFで保存」を押すだけで、5ページ1本のPDFがダウンロードされます。ファイル名は保存時に付けられるので、見積書一式_ABCサンプル商事_20260826.pdf のように直してから送りました。

容量が引っかかるとき

今回は文字だけの書類なので数百KBで収まりましたが、写真やスキャンが混ざると数十MBになり、メールの添付制限に引っかかります。そのときは上部の「圧縮」タブを使います。方式が2つあり、画面にどちらがどう処理されるか書かれています。

文字を保持して軽量化文字を選択できるまま小さくする方式。この処理だけは当社サーバーで一瞬だけ行い、終わりしだい削除します(保存はしません)。圧縮の強さは72dpi/150dpi/300dpiから選べます。
画像として再圧縮ブラウザの中だけで処理します。写真やスキャンPDF向き。ただし文字は画像になるので、あとから文字検索やコピーはできなくなります。
どこまでがブラウザの中の処理か:HANEPDFで結合・並べ替え・回転・削除・保存をするぶんには、ファイルはお使いのブラウザから出ません。ページ編集でも、白塗り・蛍光ペン・図形・画像の配置(今回の押印もここ)はブラウザの中だけで処理されます。
サーバーへ送るのは、次の5つの機能を使ったときだけです。
(1)文字を保持した圧縮(2)Word変換(3)パスワード保存(4)スキャンPDFの文字起こし(5)ページに文字を追加・書き換えて保存するとき(+テキスト・文字を編集・ページ番号。本物の文字としてPDFに焼き込むため、この処理だけサーバーで行っています)
いずれも一時的に送るだけで、処理が終わりしだい削除し、保存はしません。プライバシーポリシーもあわせてご覧ください。

かかった時間

やったこと時間
4ファイルを読み込んで並べる1分
図面を回転10秒
角印を作る2分(次回からは30秒)
PDFに貼って位置を決める1分
保存して返信1分

実測で5分ほど。ソフトの入った端末を借りに行って戻ってくる時間より短く済みました。

次にやるなら

この手の書類は、あとから「やっぱり1ページ差し替えて」と言われます。そのときのために、編集した状態を「編集データ保存」で .pdfedit として残しておくと、次に読み込んだところから続けられます。今回も差し替えの可能性が高かったので、PDFと一緒に保存しておきました。差し替えが来ても、該当ページを選んで削除 → 新しいPDFを追加 → ドラッグで位置合わせ、の3手で終わります。

同じような書類まわりの作業は、トップページのツール一覧から探せます。新旧の見積書を並べて違いを見たいときはHANEPDFの「比較」タブ、Wordやテキストの文章同士を見比べるときは HANEHikaku、画面に出ている文字を打ち直さずに取り込みたいときは HANECopy を使っています。

公開日:2026年8月26日 / カテゴリー:書類・PDF  / タグ:PDF、電子印鑑、見積書
この記事は、はねつーるのツールを事務仕事でよくある場面に当てはめて使ってみたものです。出てくる会社名・担当者名・書類・金額はすべてサンプルで、実在しません。画面はいずれも実際にツールを操作して撮ったものですが、仕様は改善にともなって変わることがあります。
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